僥倖(ぎょうこう) –不摂生がもとで死にかけた話(21)–

じぶんがたり

どうも!八郎です!!

夜9時を過ぎ、辺りは消灯。
いやが上でものどの渇きと発熱によるけだるさを含む熱さに苦しむ八郎。
まずは、発熱の熱さを回避しようと、ナースコールを押して、風邪薬を要求することに。

そうすると看護士は
「持ってきますね」
と言って奥に下がっていきます。
その中身は、薬かそれとも何か物質なのか?
それは、八郎にとって「幸せ」なものなのか?
それでは、続きをどうぞ!!

     

そう来たか

他に「持ってきますね」で考えられる手段は何でしょうか?
真っ先に思いついたのは「扇風機」。

薬には飲み合わせがあります。
今心臓に行っている投薬と、風邪薬の相性が悪い可能性もあります。
そう考えると。。。

「物」を使った解熱

これが理にかなっていそうです。
持ってくる、という言葉の意味にも合致します。
しかし、扇風機だと、俺の望んだ展開ではなくなる。。。

そんな「推測」を心の中で延々としていると

「ヒタヒタヒタ。。。」

看護士の戻ってくる音が聞こえてきました。
いったい何を持ってきたのか?
期待半分、不安半分の中、看護士の声かけを待ちます。

    

看護士「お待たせしましたーもって来ましたよー」

八郎『ガバッ』

    

あまりの期待値の高さに、思わず看護士の方向を振り返ってしまいます。
なにか、抱きかかえるようにその「物体」を持っています。
茶色っぽい、長方形の物体です。
扇風機、と言う予想は外れのようです。
しかし、この物体はいったい。。。

    

氷枕

看護士「氷枕を持ってきましたよー」

八郎「」

     

突如語られる答えと、期待と現実のギャップに絶句。。。
「氷枕」という単語を久しぶりに聞いた気がします。
確かに。。。氷枕でヒヤッとした感覚から、一時的に体温を下げる効果は期待できそうです。

しかし、所謂氷嚢(アイスノン見たいに溶けたら冷やす、と繰り返し使えるタイプ)タイプの氷枕でしょう。
体温の下落は期待できますが、肝心ののどの渇きを潤す、と言う目的はこれでは果たせません。

    

看護士「これを敷きましょうねー、ちょっと身体を起き上がらせてもらえますかー」

八郎「。。。はい」

    

期待値が高かっただけに、厳しい現実に意気消沈の八郎。
のどの渇きとの戦いはこれからが本番になりそうです。

    

氷枕「チャプン」

八郎「???」

    

何か音が聞こえました。
チャプン、と言う音が。
この音は。。。水の音?
そのような音です。

    

僥倖

刮目して、看護士の氷枕を見ると。。。別の意味で仰天します!
なんと氷枕は「リアル氷枕」!!
氷嚢タイプではなく、ガチの氷水が入った、昔ながらの氷枕です!!

ものすごい運がめぐってきました。
どれ程の水分が入っているかわかりませんが、
これで当座ののどの渇きは凌げそうです。

しかも氷なので。
なめることで、水分補給と、体温を下げる効果も期待できます。
なんという神対応なんでしょうか。
この看護士から後光がさして見えますよ。

    

看護士「じゃあ、置きますね」

八郎「ちょっと待った!!!!」

看護士「えっ?」

    

悪知恵

今、八郎は左腕は点滴がささっているので使用できません。
と、すると、氷枕をほどく作業は右手1本で行わないといけません。

ともすると、氷枕の縛り口の位置が、非常に重要になります。
点滴を受けており、ベッド上絶対安静である状況である事を考えると。
あまり起き上がったりするのは得策ではありません。
寝ながら、右手1本で氷枕をほどく作業をするためには。。。

縛り口を右側にしてもらわないとまずい!!

瞬時にココまで考えられる八郎。
さすが、命がかかるような追い詰められ方をすると、人間変に冴えるんですね。
また、悪知恵は子供の頃から長けていました(笑)

    

八郎「氷枕の縛り口は、こっち側にしてもらっていいですか?」

看護士「は、はあ、いいですけど。。。」

八郎「すみません、助かります」

     

八郎の、のどを潤す壮大なプロジェクトが始まろうとしています。
(次回へ続く)

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